虫歯や歯周病はもとより、お口の健康を維持する予防歯科は全身の健康のためにも大切です。
当院では、患者様のお口の現状を検査し、虫歯や歯周病などの疾患の原因を調べ、ヘルスプロモーションからアンチエイジング(若々しさ)、そしてサクセスフルエイジング(健康に年を重ねる)に繋がる治療を心がけています。
ヘルスプロモーションとは >>
当院は健康の基本「予防歯科」に力を入れ、地域の方々の健康と笑顔のお手伝いをしております。
予防歯科は快適で気持ちよく、歯ばかりでなく身体の健康に自信がつきます。
笑顔に自信がつけば、健康に自信がつきます。さらには豊かな生活の糧になります。
あなたご自身の健康とご家族の健康のために、ぜひ“予防歯科”をご利用ください。
虫歯や歯周病を風邪と同じように考え、痛くなって来院される患者様が結構おられます。
でも本当はお勧めできる歯科医院の利用法ではありません。歯の将来を考えると“痛くなる前の予防歯科”が最良の利用法だと思います。
ここでAさん、Bさんを例に少し考えてみましょう。
虫歯で歯が痛いと来院されたAさんの場合
治療によって痛みは解消しますが、虫歯の治療は対症療法です。痛くなったら治療の繰り返しで歯が傷だらけです。
これでは歯の寿命が短くなってしまい、早い段階で入れ歯になるかもしれません。
定期検診を利用しているBさんの場合
定期検診では歯を削りませんし痛い治療もありません。
虫歯でも歯周病でもないし、お口のクリーニングで口臭もありません。
将来的に歯を残せる可能性は高まり、お口と全身の健康にも良い影響を期待できます。
予防歯科の時代!
実は生涯の治療費を考えても予防歯科の利用はお勧めです。
高齢化した現代では“健康増進”や“健康寿命”という言葉が一般的になり、老齢になっても自立した生活を送ることの大切さが指摘されています。
お役所には健康長寿課や健康増進課ができ、歯科では8020運動やMIという治療概念、定期検診に期待が集まっています。
■ MI – 歯にやさしい治療の概念OPEN
MI(Minimal Intervention)はFDI(国際歯科連盟)が2000年に提唱した「歯をできるだけ傷付けず、かつ治療効果を高め、予防の意識を高めましょう」という歯科治療の概念です。
2002年には以下のような声明(要約・抜粋)も出されています。
口腔ケアや食事指導、細菌の感染抑制など、口腔保健指導に努め口腔の健康意識を高める |
唾液緩衝能など虫歯リスクを調べ、再石灰化を応用した治療に努める |
虫歯や歯周病の再発を見据えて、客観的な治療記録を取る |
虫歯の除去はできるだけ感染したエナメル質や象牙質に留め、健全な歯質を残す努力をする |
虫歯は状態に合った治療器具を使い、適切に治療する |
レーザー治療器など歯質を傷付けない治療方法も検討する |
■ 8020運動とは?OPEN
80歳になっても自分の歯を20本以上維持しましょう!
という呼びかけで、厚生労働省と日本歯科医師会が中心となって平成元年に起こした国民の生涯の健康を目指す啓発活動です。
8020運動には“健全な口腔環境と咀嚼機能を維持し、いつまでも健康で快適な生活を”という願いが込められています。
8020を達成された高齢者に健康な方が多く“歯があること・噛めること”が健康に良いことが調査結果に現れています。
参考:8020推進財団
8020運動に賛同する当院は“できるだけ削らない・抜かない・痛くない治療”を心がけています。
茨城県の取り組み“健康いばらき21”も応援しています!
■ 健康いばらき21とは?OPEN
県民の皆さん一人ひとりが好ましくない生活習慣を改善していくこと、家庭・学校・地域・職場等の個人の健康に影響を与える社会環境を改善していくことを通じて、次の基本目標の達成を目指す健康プランです。
すべての県民が健康で明るく元気に暮らせる社会の実現
1、健康寿命の延伸
2、生活の質の向上
3、社会環境の質の向上
健康いばらき21プラン >>
定期検診は歯やお口の健康を通して“全身の健康” を守る治療です。
虫歯や歯周病の再発チェック、位相差顕微鏡による細菌検査、歯磨き指導・歯のクリーニング・シーラント(小児)・フッ素塗布などの予防処置が中心です。
虫歯や歯周病のリスク(なりやすさ)、お口の状態に合わせて予防計画を立て、3ヶ月間隔を基本に実施しております。
定期検診を利用していると健康な歯を残せる可能性が飛躍的に高まります。
ご家族皆様の元気のために定期検診をぜひご利用ください。
健康増進への近道! 歯科定期検診
定期検診を利用している方と痛くなったら治療を繰り返している方を比較すると、将来的にお口の健康に差が出る可能性の高いことがわかります。
横持ちでご覧ください。